
資金調達をしやすくするためにはどうしたらいいのでしょうか?
普段から資金調達を考えた経営対策を講じていかなければいけません。
資金調達において、こうすれば絶対大丈夫という特別な方法はあまりありません。
やはり、普段からの資金調達を意識した医療経営が必要になります。
そうすることによって、いざという時に資金調達を行うことができます。その経営対策の中でも特に注意しなければいけないのが、「決算書」 です。
なぜなら、決算書は自院の資本、資産、負債状況を明らかにし、1年間の自院の経営成果を明らかにするものだからです。
よく決算書は税務署の為に作っていると思われる方もいますが、決算書はあくまでも自院の今後の経営の為に作るものです。
それによって、今後の経営判断や経営の反省材料にもなるし、何よりも資金調達や融資のときに、金融機関の重要な判断材料になるからです。
ゆえに決算書は、節税はもちろんですが、資金調達や融資を見据えて作成しなければいけません。
当事務所では、決算時に今後の資金調達や融資のことを考慮しながら、決算書を作成します。
詳細については、お気軽にご相談下さい。
当事務所の資金調達,融資支援の内容とは?
当事務所の資金調達、融資支援の内容は下記のとおりです。
□ 資金繰り状況の確認と必要額の把握のサポ−ト
□ 担保の有無を始めとする信用状況の把握のサポ−ト
□ 銀行等の融資側から見た問題点の把握のサポ−ト
□ 銀行や日本政策金融公庫等の融資対象機関や融資商品の選定のサポ−ト
□ 融資機関とのコンタクトや折衝方法のサポ−ト
□ 融資書類の作成や資金計画書の作成等のサポ−ト 等
上記のように、資金調達、融資には、事前にしなければいけないことが多くあります。
そして資金調達や融資に関して、ポイントやコツ、やり方などがあります。
当事務所は資金調達や融資に関して、多くの実績と経験があります。
詳細については、お気軽にご相談下さい。
銀行融資でがよく使われる「格付」って何でしょうか?
一言で言えば銀行が評価する 「自院の経営採点表」 です。
銀行は大体、10〜15段階位に皆様の会社に成績をつけます。
今、格付はとても話題になっていますが、何故格付が重要なのでしょうか。
それは格付が良ければ良いほど、「資金調達が可能」で「借入申込みから実行までのスピードが早くなり」、「金利が低くなる」からです。
格付は「定量要因」と「定性要因」をそれぞれ評価して決定され、毎期毎期、決算が出るたびに見直されます (ということは逆に言うと基本的に1年間固定です)。 評価される割合は「定量部分」が7〜8割程度、残りが「定性部分」です。
「定量要因」とは、決算書(=企業の業績と思ってください) の数字を元にして、銀行のコンピュ−タ−などにより、いろいろ分析した結果、算出されるものです。
いろいろな分析とは、大きく分類すると次のとおりです。
1. 「安全性」 医院が倒産することはないか
2. 「収益性」 売上に対して適正な利益があげられているか
3. 「成長性」 売上、収益は増加しているか
4. 「返済力」 きちんと借入を返済する能力があるか
これらの事柄について、いろいろな項目を設定して点数を付けていきます。
「定性要因」とは、数字で見えない部分 (従来からも行っていた人の目で判断する部分) について、 点数を付けるものです。 市場の動向、競争状態、その医院の競争力、院長先生の資質、後継者の有無、等々の様々な角度から金融機関が判断していきます。
このような格付によって、金融機関が融資を実行しています。
しかし、この格付けは、ある意味自院の経営状態を客観的に判断する材料にもなります。
つまり格付けがあがるということは、資金調達がしやすくなるのはもちろんのこと、何よりも医療経営状態が良くなっている証拠になります。
ゆえに、今後は積極的に格付けをあげる対策を講じていかなければなりません。
詳細については、お気軽にご相談下さい。
